垂直式型野立て太陽光架台
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木一ム ブログ

日本市場向け「JIS規格準拠アルミ製架台」の適用技術と現地対応力について

日本市場向け「JIS規格準拠アルミ製架台」の適用技術と現地対応力について

- 2026.09.16

太陽光発電用架台メーカーのカセングは、日本国内の多角的な設置環境(傾斜地、工商業屋根、ソーラーカーポート等)に向け、JIS(日本産業規格)の構造設計基準に準拠したアルミニウム合金製太陽光架台システムを提供しています。

 

日本国内の代表的な設置環境と設計案

近年、国内では平坦地の減少に伴い、施工条件が厳しい案件が増加しています。当社では以下の代表的な設置環境に対し、JIS C 8955 に基づいた個別の構造解析と強度計算を実施しています。

傾斜地・山地案件(斜面20度以上): 地形に追従する高さ・角度調整機構を備えたアルミ架台を採用。整地作業を最小限に抑え、土工コストを削減。

 

多雪地帯: 高強度アルミニウム(AL6005-T5)を採用し、垂直積雪量に応じたフレーム設計を行うことで、高荷重な落雪・積雪に耐える構造強度を確保。

 

沿岸・塩害地域: 厚膜陽極酸化皮膜処理を施したアルミ材により、潮風による塩害や塩化カルシウムによる腐食を抑制。

 

工商業折板屋根: 屋根材を貫通しない専用ハゼ金具(無穴工法)を使用し、完全漏水防止と軽量化を実現。

 

 

主な仕様と施工性の向上

  • JIS規格準拠と強度計算書の提供

基準風速(30〜46m/sエリア)および積雪深に応じたフレーム剛性解析を行い、確認申請等に必要な構造計算書および強度証明データを提供できます。

 

  • 現場工数の削減(高レベル前組立て)

レールなどの主要部材は工場出荷段階で前組立て化。現地での切断・穿孔作業を排除し、人手不足が課題となる日本の現場における工期短縮に寄与します。

 

大型地上太陽光発電所向け

当社では、軽量・高耐食のアルミ架台を主軸としながら、大型の平坦地およびコスト最適化が求められる地上案件向けにZAMスチール架台の選択肢も整えています。

 

特に、気候変動が激しく(-20℃〜45℃の寒暖差)強風・砂塵に晒されるウズベキスタン18MW地上発電所プロジェクトにおいては、当社のZAMスチール架台が全面採用されました。切断面の自己修復機能と高強度構造が実証されたこの大型ノウハウを活かし、日本の地盤条件や塩害ランクに応じた最適な材質(アルミ / ZAM)を選択・提案しています。

 

今後の展開

当社はこれからも、日本太陽光市場のニーズや高度な技術要件に寄り添い、安全・安心・高品質な架台システムを提供してまいります。JIS規格準拠の確かな品質と優れた施工性で、日本の再生可能エネルギー普及を後押ししてまいります。

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